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昨年よりつづく、そして新年初めての展覧会「問い」を開催します。
川辺ナホ、天野憲一、ジョミ・キムに加え、1月12日からは、さくまはな、中野里映、大竹純子の作品もご紹介してのギャラリーセレクション展です。
今年も、 さまざまな事象の意味をもういちど捉え直し、つかんでいきたいと思います。
各々の作品へ、まなざしを向けていただけましたら幸甚です。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。 Port Gallery T/ 天野多佳子
2011年↓




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2012年↓





作家名/出展作品
天野憲一/写真
1971年大阪府生まれ。1997年大阪芸術大学写真学科卒業。作品『second nature』は、異なる環境、母国語から離れた状況での生活体験から派生して「第二の天性」という事柄へと内省する代表的なシリーズ。1999年よりエキシビジョンプロジェクト「Argus」(The
Third Gallery Aya企画)に参加し、着実に発表を重ねる。写真の描写力から美術の可能性に取り組み、その独自の写真画の行方がこれからもたいへん興味深い。2002年Art
Scholarship 2001現代美術賞_天野太郎審査部門入選。2004年キヤノン写真新世紀奨励賞受賞。2009年富士フイルムフォトサロン新人賞受賞。
http://www.kenichiamano.com
大竹純子/版画
1979年生まれ。ロンドン大学スレードスクール修士卒業。2011年度ポーラ美術振興財団若手美術家在外研修助成採択。現在、ロンドンを拠点に活動を展開。翻訳、解釈、変化を基本コンセプトとして、プロセスを再現するような実験的なインスタレーションを中心に、サウンド、16mmフィルム、パフォーマンス、版画などによる作品を発表している。
www.junkootake.com
川辺ナホ/インスタレーション、ドローイング他
1976年福岡生まれ。1999年武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業。2006年ハンブルグ美術大学芸術学科ディプロマコース修了。「ムーブメント、リズム、空間、線、フォルム、色彩、テクスチャー、音などの繊細で絶妙な連関が生みだす川辺の映像は、自然の抒情や社会的課題をまるで魔術のように透明な音楽に似た抽象の美へと結晶させる。より身近な感性のワンダーランドへ、一歩一歩、川辺のひそかな冒険は続き、現代のイメージの洪水のさなかでも貴重な一滴の澄んだ水の輝きと調べを伝えてくれる(岡部あおみ)」。2010年資生堂ギャラリー主催「第5回
shiseido art egg」受賞。現在、ハンブルグ在住
http://www.nahokawabe.net
さくまはな/版画
1970年生まれ。ロンドン芸術大学チェルシーカレッジ博士課程修了。長年の英国滞在の中で培った日本人英語とミステイクを題材にインスタレーション、英語を用いたテキストワークなどを作成。活動の一環として、国際アートシンポジウム
Art of Research: Research Narratives 2008など英国にていくつかのシンポジウムの企画運営コアメンバーとして関わる。2010年に帰国し、現在、関西の大学に勤務。
https://sites.google.com/site/hanasakumasince2010/
ジョミ・キム/写真
1976年生まれ。2000年NottinghamTrent University卒業。2006年Central Saint
Martins College of Art修士課程修了。大阪・東京での個展を重ねながら、ロンドン、マカオなどでのグループ展を多数開催。記憶、時間、身体といった根源的なテーマへの洞察や感性は鋭く、また作品の発表方法がいたってユニークであることから、鑑賞者の感性を覚醒させる独自の作風を構築。インスタレーションを中心に、写真、映像作品も積極的に展開中。
現在、神戸市在住。
中野里映/立体造形
1985年京都府に生まれる。2009年。大阪教育大学 教養学科 芸術専攻 美術コース卒業。現在、京都市在住。<活動経歴>
(グループ展等)2007年ワークショップ「ぼくらはみんな服き隊」参加( 大阪市立住まいのミュージアム大阪くらしの今昔館
/ 大阪 )2008年神々への捧げものART COMPETITION( 平安神宮境内 / 京都 )、 凸展( 海岸通ギャラリー・CASO
/ 大阪 )2009年大阪教育大学 教養学科 芸術専攻 美術コース卒業制作展( 海岸通ギャラリー・CASO / 大阪
)、 DOOR 2009( Port Gallery T / 大阪 )2010年DOOR to DOOR 2010(
Port Gallery T / 大阪 )(個展)2011年 Touch me , if you can . (Port
Gallery T /大阪 )
http://www.rie-nakano.com/
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<2011年テキスト>
「問い」とした展覧会を今年の夏頃思い立ち、そこから考えが右往左往しながら時が経った。
たとえば美術館へ行き、よい作品(個人的な好みもあるが)を前にした時に、ふと思うことがある。この人(作家)は、美術よりももっとすごいものがこの世の中にあることに、既に、完全に気づいてしまったのではないだろうか、と。でも(だからこそ)自分にできることとして、例えばカメラを持ち、絵具、道具を使って、幾ばくかのかたじけなさのようなものを携えて発表しているように見えることがある。全くの思い違いかもしれない。でも、そうした限界性こそが、逆の言い方をすれば、見るもの(私)にまずは自由な想像を与えてくれる。
あくまで私にとって、問うこと・問い続けることは、生きていく知恵や術を得るためにも重要な態度であり、これからの美術を見通そうとした時、信頼できる営みでもあり題名にしました。
年内最後の、そして年始へとつづく展覧会として開催します。川辺ナホの新作インスタレーション『光と問い』を中心に、この小さな空間から、語り始めてほしいと思える事象という観点からのギャラリーセレクション展です。
年末・年始で会場内の「明」「暗」を転換し、作品の一部入替と、新たな作家をご紹介いたします。
作品から放たれる響き、変換、移動、存在。
まなざしを向けていただけましたら幸甚です。 ご来廊おまちしております。
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今年もほんとうにありがとうございました。
ひとつの寄港地のように、まずは作品をギャラリーへ届けてくれる作家の方々に励まされた1年でした。
そして足を運んでくださった多くのお客様へ、お礼申し上げます。
年内は12月24日まで
年始は1月12日より。
ひきつづきどうぞよろしくお願いいたしします。Port Gallery T/ 天野多佳子
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